2018/07/17
Cutting Plotter 実践演習
Cutting Plotterちゃん
作ったもの
(コンセプトはヴィレヴァンにありそうなサブカルシール)
<加工データdownload>
作業中の動画
加工成果
カット中...
カットが終了した後も、まだ終了ではなく...
余分なところを地道にカッターで削り取ったり...
ステッカーの上に、ステッカーが動かないようにするため更に透明なステッカーを貼る作業が必要だったりする....
加工成果まとめ
今回、私の担当機材はUVプリンターであり、カッティングプロッターは担当外であった。
が、どちらにも言えることで、今までは「受け取る側」だった自分自身が「作り手」を体験することによって、
様々な工程を経て"ものづくり"は行われているのだないうことを身を以て実感した。
作成する前は「なんだか難しそう」「自分にもできるのだろうか」という不安があり、
今まで、”ものづくり”をしている人は総じて「プロフェッショナル」という認識があり、こうしたデジタル機材は
そんな「プロフェッショナルの人」にしか扱えないものなのだ、という先入観を持っていた。
しかし、いざ機材に触れて使ってみると、やり方さえ分かればそこまで高度な技術は必要ないことがわかった。
そして、自分がこのステッカーを作る前に、素材を作成している人、機材を考えた人、組み立てた人、
その機材を導入してくれた大学や、ウルトラファクトリーの人...たくさんの人の力があってでこのステッカーが出来上がっている。
そこから、こうして作ったものを自分で発信していくと、新たな繋がりが生まれたりして人の輪が広がってゆくということは、
”ものづくり”において重要なことの1つではないかと思う。
また、デジタルでデータを作成し、アナログで最終加工を行うといった体験も、「デジタルかアナログ」という二者択一ではなく、
両方の領域に対応することによって、より表現の幅がより広がるのだと改めて感じた。
(まさに"クロステック"....)
日本ではまだまだデジタルファブリケーションの認知度は低いが、このような「やり方さえ分かれば誰にでもできる"ものづくり"」は、
我々自身の考え方や、これからの時代を変えてゆくであろう大きな技術革新になってゆくと思う。